2008年8月28日 株式会社Maple Audio Technology(以下 MAT)とドイツ国Audio Video Technologies GmbH社(以下 AVT)は、日本国内にて数多く使用されいているコーデック「at-220SR」および旧型APT社コーデック「DSM100」の後継機として、Magic AC1XIPコーデックにStandard apt-Xアルゴリズムを実装し、日立COM社とMATが締結したNB-128Aのバルク方式特許実施契約を元にするライセンスと組み合わせることで、at-220SRの完全互換製品といたしましたことをご報告いたします。
また、Magic AC1XIPコーデックは、MPEGアルゴリズムやG.722アルゴリズムも実装しており、CDQ Primaシリーズ・NTT HC-7000コーデックをはじめとする日本国内で主として使用されているコーデック全てに接続することができます。
さらに、Magic AC1XIPは、幅220mm×奥行220mm×高44mmとコンパクトにできており、重量は僅か1.8kgです。このコンパクトな筐体ながら、BRI専用線でも使用できる1回線分のターミナルアダプタを内蔵し、冷却ファンレス、EBUで標準化されたIP伝送も可能な高性能な機器となっています。
なお、株式会社Maple Audio TechnologyはドイツAVT社音声コーデック製品の日本国内での正規独占代理店で、また現状、NB-128A方式のバルク方式のライセンス契約をもつ唯一の放送用コーデックプロバイダーです。
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