MAGIC AC1XIP RMコーデックは、ポータブルタイプMAGIC AC1XIPコーデックの電源内蔵ラックマウントタイプで、ポータブルタイプコーデックと同一機能をフル1Uライズに実装しています。ポータブルモデルと同様に、標準でISDN内蔵TA・X.21端子・LAN端子を装備しています。ISDN内蔵TAはデジタル専用線（128kbpsまで）のTAとしても使用が可能、イニシャルコスト削減に貢献します。
さらにAVT社はEBU(European Broadcast Union)のIPオーディオ部会の一員として、IPオーディオ伝送の相互接続プロトコル標準化にも参加し、SIP(Session Initiation Protocol)を使用したIP音声伝送の標準も既に実装されています。
MPEG音声アルゴリズムはプロフェッショナル音声コーデックの標準ともいえるFraunhofer/IRT社の製品を使用、高効率かつ高信頼なデジタル音声処理により高音質を維持しつつ超低発熱、ファンレスデザインです。

Magic AC1XIPは下記製品と互換性の確認が取れています。

• NTT製HC-7000　同時に2対地との独立接続が可能
• NTT製HC-1000　同時に2対地との独立接続が可能
  7KHzで双方向の通信が可能
• CCS CDQ Primaシリーズ
• CCS CDQ2000
• TELOS Zephyr / Xstream
• MAYAH
• Orban Music Taxi
• AETA SCOOPシリーズ
• APT DSM100/RS449 (*)
• APT Worldnet シリーズ (*)
• Systembase C100xr/C310xr/C400xr/C500xr (*)
• 日立テレコム at-220SR(N) (*)
• 他のJ.52方式コーデック
• 日立コミュニケーションテクノロジー社製ターミナルアダプタNB-128Aとの128kbpsでのバルク通信方式(*1)　(要ライセンスオプション)
(*)日立社のバルク型TAを経由しての接続になります。

主たる特徴

• 超軽量ファンレスデザイン
• 専用線も使える内蔵TA
• X.21端子装備で最大384kbpsでの接続
• LAN端子を用いたIP固定接続
• SIPを採用したIP音声接続
• HC7000/HC1000との互換性（同時2回線接続可能）
• AC100V 50/60Hz　内蔵電源搭載
• 低価格